QYLD さらに600万円分を売却ー理由と乗り換え先について
QYLD全力太郎ことQ太郎です。
QYLDですが、さらに600万円分ほど売却しました。
QYLDだったので1000万円だったので、これで残りは400万円になります。
JEPIとXYLDがそれぞれ400万円分なので、同じ比率になったことになります。
600万円は別の銘柄に移しました。
売却した理由と、乗り換え先について述べていきます。本記事をYouTube動画で観たい方はこちらのリンクから。
QYLD売却理由
話を戻しまして、QYLD売却の話です。売却したの昨夜です。あらかじめ成り行き設定して、株価とか見ないで寄り付きで投げ売りました。
ただの偶然ですが、ちょうど寄り付きで株価が上がっていたので、ちょっとだけ高めに売れました。
また円安で含み益状態だったので、利益も多少出ました。
というか、株うんぬん以前に、円安がまじでやばいレベルだと思います。日本大丈夫なのかという気がしてくるレベルです。
売った理由ですが、利上げ懸念でNASDAQ系が弱くなりそうな点ですね。
QYLDはカバードコールですから、コールオプションを売って利益を得るETFになっています。
コールというのは買いのオプションですが、利上げでNASDAQが弱くなると、みんなが買いたいのは売りのオプションであるプットオプションで、コールオプションが売れなくなるかもしれません。
ボラティリティが上がることで、オプション代自体は増えます。
しかしそれイコール、コールオプションが売れるかどうかはまた別問題です。
売れなければどうするかといえば、みんな大好きたこ足配当です。売れたことにして、総資産から取り崩してたこ足配当をします。
これをされてしまうと、「税金を払って元本取り崩し」という謎の行為をしなければなりません。
特別分配金として外国税が0だったとしても、日本での20.315%はかならず払わされます。
損失が出ているのに、税金を払わされるということですね。
それに、必要以上の分配金を受け取っている状態なので、無駄な税金を払っているため、いったんウェイトを減らすことにしました。
QYLD売却後の乗り換え先
それで売却して得た資金の600万円ですが、前回の売却時に購入した銘柄以外にしようと考えました。
前回は、XYLD、JEPI、VOO、VTI、VT、VYM、VIG、QQQ、HDVでしたので、これ以外ですね。
GLDM
まずゴールドETFのGLDMに100万円入れました。
すでに100万円分持っているので、合わせて200万円分になります。楽天証券だとGLDMは取引手数料無料ですので買いやすいETFです。
Q太郎的にはゴールド自体はそこまで重視していませんので、株価が暴落した時に、買い足し用の資金としてキープしておこうと思います。GLDMについてはこちらの動画を参照してください。
VDC
それから生活必需品ETFのVDCに100万円です。
コカ・コーラとかP&Gとか構成銘柄の株を結構持っているのですが、VDCでまとめて運用してしまったほうがいいかなと思い、VDCを増やしていく方向でいこうかなと思っています。
ちなみにVDC(青)、コカ・コーラ(赤)、P&G(黄)を比較してみると、VDCの年間リターンが10.15%に対して、コカ・コーラは9.80%、P&Gは9.13%になっています。
それにもかかわらず、ばらつきはVDCが11.39%、コカ・コーラは15.75%、P&Gは15.08%と、VDCのほうが高リターン低ボラティリティになっています。
そのため、VDCで一括管理してしまったほうが、シャープレシオも高いですし、面倒がないかなとは思います。
VDE
エネルギーセクターETFのVDEに100万円を入れました。
VDEは以前、観測用の10万円分以外はいったん売却しましたが、また戻した形になります。
ウクライナ問題が長引きそうですし、短・中期的な投資として持っておくことにしました。
ただこれも、ウェイトを大きくする気はありませんね。
DBA
それから食糧不足になりそうなので、アグリカルチャーETFのDBAに100万円を入れました。
これも観測用に10万円分持っていましたので、それに足した形になります。
投機的な銘柄なので、これも中・短期ですね。年間の経費率も0.86%とくそ高いですしね。
VPU
つぎに公益事業セクターETFのVPUに100万円を入れました。電力とか天然ガスですね。
これもすでに観測用の10万円分持っていて、それに買い足す形です。
2020年の高値を上に抜けてきたので、いまは勢いがありますね。長期的にもきれいな右肩上がりになっています。
VHT
そして最後はヘルスケアセクターETFのVHTに100万円です。
これも観測用の10万円分持っているやつに買い足す形ですね。
VDEはエネルギーセクターなので長期的には注意が必要ですが、VDC、VPU、VHTは長期的にも右肩上がりなので、安心してホールドしやすいとは思います。
まとめとQ太郎の見解
そんなわけでまとめると、600万円は、
GLDM、VDC、DBA、VDE、VPU、VHT
にそれぞれ100万円ずつという形になりました。
Q太郎的には、観測用ETFの枚数を増やしたという形ですね。
この中で注意が必要なのは、アグリカルチャーETFのDBAと、エネルギーセクターETFのVDEですね。短・中期の投機的な面が大きいので、見張りつつ運用していこうと思います。
そんなわけでQYLDは1000万円から400万円になりました。売らなければいけないときは、全力でガンガン売っていきます。
どちらにしろ、必要以上の分配金を受け取っても、税金の無駄にしかなりませんしね。この機会に縮小しておくのがいいかなと思いました。