分配金10%超の米国ETF「QYLD」を200万円分購入した結果【2021年7月】

2022年3月17日QYLD運用成績, 高配当ETF

QYLD 200

QYLD全力太郎ことQ太郎です。

前回はQYLDについて解説しました。QYLDについてよくわからないという方は、以下のリンクを参照してください。

今回はQYLDを実際に200万円分購入したところどうなったのか、月の分配金はいくらなのかを報告します。【追記】現在の投資額は1,600万円になりました。

 

QYLDを200万円分購入した結果

米国ETF「QYLD」ですが、楽天証券SBI証券など、米国株をあつかうオンライン証券会社で購入することができます。

この記事を書いている現時点(2021年7月18日)での価格は22.39ドル、分配金利回りは11.8%になります。

トータルの収益は?

QYLDは楽天証券とSBI証券で何度かに分けて買っていますが、合計した平均取得価格は以下のとおりです。

平均取得価格22.86ドル、時価総額17,732.88ドル(792枚)

平均取得価格が高いので、含み益は-2.07 %(-376.59ドル)になっていますね。

これまでに受け取った分配金ですが、

4月30日:174.85ドル→税引き後125.41ドル
6月4日:170.6ドル→税引き後122.37ドル
7月1日:149.91ドル→税引き後107.54ドル

税引き後合計:355.32ドル

現在の含み益である-376.59ドルから計算すると、現時点では-21.27ドルの損失となります。

現状、トータルではマイナスですね。

QYLDの問題点

やはり分配金が多い分、税金もがっつり取られますね

3カ月ほどの運用で、取られた税金が140.04ドル

1カ月でもらえる分配金よりも多い金額です。

少なくともNISA口座など、非課税口座での運用をしないとかなり厳しいと感じました。

筆者がなぜNISA口座をつかわなかったのかといえば、積み立てNISAで枠をつかってしまっているからです。

こんなことだったら、来年NISA口座に変更して、そこで買ったほうがよかったですね。

 

まとめ

やはり高配当株・ETFへの投資は、税金面で厳しいものがあります。

また株価の低下によっては、分配金をいくらもらっても取り返せない(そして高配当株は回復が遅い)という問題もあります。

現在のペースでいけば、来月にはプラス収支にはなりそうですが、そもそもの株価が下がってしまうと含み損を抱えた状態がずるずると続くことになります。

今後のQYLDの動きを注視していきたいと思います。来月、また運用成績の報告をブログでします。

【追記】動画を作りました。