疑似QYLD 100万円分の2月分配金報告ー円安で大幅プラ転【米国株投資】2023年

一般ETF疑似QYLD, 運用成績

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QYLD全力太郎ことQ太郎です。

米国市場は下落傾向ながらも、一方でドル円は円安方向に進んで現在1ドル134.9円と、もうすぐ135円に届きそうな感じになってきました。米国の高金利が意識されてきていますね。

高金利が長期化すると、あずけているだけで4~5%もらえてしまえるので、S&P500の年率4%ぐらいと遜色なくなってしまう状態になって、株買うより預けたほうが賢いという話にもなってきます。

今回はそんな状況の中、疑似QYLD 100万円分の2月分配金報告です。

本記事をYouTube動画で観たい方はこちらのリンクから

 

疑似QYLD 2月分配金報告

さて、疑似QYLDの2月分配金報告です。

疑似QYLD自体についてはこちらを参照してください。

簡単にいうと、NASDAQ100投資信託を毎月1%で取り崩すというものです。

現在は楽天証券の自動売却機能を使ってやっています。

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それで疑似QYLDのほうですが、前月は円高によって-4.4%ほど落ち込んでしまいましたが、今月は一転して+8.21%とプラスに転じています。ボラティリティが高いので、動きが極端ですね。

それで今月の分配金ですが9,758円と、先月から1000円も一気にアップしました。税金は163円です。先月は-343円だったので、相殺して今月の税金は全額戻ってきます。取り崩しは損失が利用できるのがいいですね。

ちなみに分配金で受け取った場合、外国税無しだと7776円、税金は1,982円、外国税ありだと6998円、税金は2,760円とかなり多額の税金を支払うことになり、受け取り金額も少なくなります。

なんだかんだでやはり分配金をもらうより取り崩しのほうが強いですね。分配金をもらう系の投資は、NISAをつかわないと厳しいものがあるとは思います。

NISA利用と利用無しで、約20%の利益の違いが出てきますしね。結構というか、かなりでかいです。来年の新NISAを楽しみにしておきましょう。詳しくはこちらの動画を参照してください。

 

まとめとQ太郎の見解

さて、いまの注目点は、やはり米政策金利のピークがどれぐらいになるのかです。

今後のFOMCですが、3月と5月に0.25%の利上げが見込まれていましたが、1月CPIや雇用統計が予想外に高かったことから、6月も0.25%の利上げがあるんじゃないかという観測が出てきています。

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債券のほうはCPI発表後からガンガン利回りが上がっていって、10年債利回りは3.95%と4%を超えそうな勢いになっています。

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ドル円もボラティリティが大きすぎることになっており、135円を突破しそうな勢いになっていますね。

これでまた日銀が金融正常化とか発表して、ズドンと円高になる可能性もあったりするため、もはや読みようのない地獄のような状況になっています。

ドイチェ・バンク・セキュリティーズのマシュー・ラスキン氏は「成長と労働市場が引き続き強ければ、FRB当局者らが想定を引き上げると考えられ、長期的な金利に大きな影響を与えるだろう」との見解を示しました。

政策金利が5%を超えるのはリーマンショック前の2007年以来です。当時は米国10年債利回りも5%ぐらいまでいってしまっていました。今後さらに債券価格が落ちて利回り高騰する可能性もあります。

現在債券は5%まであと1%の利回り上昇余地があるので、債券を買う場合は、時間分散してちょこちょこ拾う感じがいいかなとは思います。