株価が上がると買いたくなる「乗り遅れ恐怖症」克服法3選【株式投資】

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QYLD全力太郎ことQ太郎です。

株価というのは「安い時に買って、高い時に売る」というのが基本です。

それなのに、人は株価が高くなると買いたくなり、安くなると怖くて売りたくなるというように、「高い時に買って、安い時に売る」をやりがちです。

今回は「高い時に買って」の部分である「乗り遅れ恐怖症」の克服法についてです。

本記事をYouTube動画で観たい方はこちらのリンクから。

 

「乗り遅れ恐怖症」の克服

さて、「高い時に買って、安い時に売る」の高い時に買う行為である「乗り遅れ恐怖症」についてです。

以前、「割安優良高配当株の簡単な見分け方」という動画で、株式のバリュエーションの話をしました。こちらを参照してください。

いくら優良株でも、すでにバリュエーションが高くなりすぎていれば、買っても利益が取りづらいという問題があります。

ウォーレン・バフェット氏も、テンバガーで有名なグロース株の権威であるフィリップ・フィッシャー氏も、やっていることは「良い企業をそこそこの価格で買うこと」です。

彼らは人気株を買っているわけではありません。

みんなが注目している人気銘柄ではなくて、企業業績がよく連続増配もしているのにあまり注目されていない銘柄ですね。

とくにITやらなにやらが流行っていると、その陰で堅実な企業の株価が大して高値じゃなかったりしますので、そんな機会に仕込んでおくと将来良い高配当株になったりします。

ところがまわりが人気銘柄を買っていると、「なんか買った方がいい」という気分になって、すでにバリュエーションが高くなってしまっていてもとびついてしまったりします。

企業自体が悪くなくて、将来的に大きな利益をもたらすとしても、それとあなたがもうかるかどうかは関係ありません。

バリュエーションが高い状態だと、取り分も少なくなりますし、下落したときのダメージも大きくなります。

今回は「乗り遅れ恐怖症」を克服するための方法です。

その1 企業分析

その1はやはり企業分析ですね。いまの株価が高すぎるかどうか、その判断をちゃんとすることです。少なくとも5~10年のEPSの推移やPERの平均値は知っておいたほうがいいでしょう。

とくにPERは企業によって異なりますので、一概に高い低いの判断はできません。そのため過去のPERの推移を見て、「この企業は普段これぐらいだな」というのを把握しておく必要があります。

その普段のPERからあまりにかけ離れてしまっている場合は注意が必要です。

その2 流行りものより出遅れもの

「日経平均が3万円突破」とか「S&P500続伸」とか聞くと、すでに株が高値圏になってしまっているように感じるかと思います。

しかし個別株で見れば、伸びているところもあれば、全然動かないところもあります

たとえば現在のS&P500ですが、いわゆるAI関連銘柄が全体をけん引しているような形になっています。

そのため個別に見ると、高配当系はむしろ下がっていたりします。

全体が上がっているときには、現在けん引している人気銘柄ではなく、その陰で、堅実ながらもあまり注目されていない銘柄を探すことが重要です。いわゆる「出遅れ株」を探すことですね。

バフェット氏もフィッシャー氏もこの手法ですね。バリュー投資とグロース投資で一見相反する投資をしているようですが、やってることはおなじで「すぐれた企業をいかに適切な値段で仕込むか」です。

すぐれた企業でも、値段が適切でなければ買わないということをバフェット氏らは徹底しています。

そのため、コカ・コーラーとか、継続的に利益が出せて連続増配している有名な大企業が安値で放置されていれば、これは買い時といえます。

日経平均やS&P500などが上がっているからといって、どの株も高値すぎるという状態ではないこと、そして放置されている優良株があるかもしれないことを

その3 感情のコントロール

おそらく株式投資で一番重要なのが「感情のコントロール」ですね。

感情をコントロールできれば、「高い時に「乗り遅れるな」と買って、安い時に怖くなって売る」という事態が避けられます。

「投資の神様」といわれる邱永漢氏は、株式投資について、

株のもうけは知恵の果たす役割は1割程度、あとの9割は我慢代

との明言をいっていますが、まさにこのとおりとは思います。株式のもうけは我慢代ですね。

株価の動きに動揺せず、正確にバリュエーションを判断して、「乗り遅れたら見送る」ぐらいの心の余裕が欲しいところです。

 

まとめ

そんなわけでまとめると

・企業分析(5~10年分ぐらいのEPSとPERの推移ぐらいは見ておく)

・流行りものよりその陰で出遅れている優良企業

・感情のコントロール(株のもうけは我慢代)

の3点です。

とくに「株式の9割は我慢」なので、短期の株価に惑わされず、企業のバリュエーションをしっかり把握し、「高いところで買って、安いところで売る」をしないよう、適切な投資をしていきましょう。

バリュエーションについてはこちらの動画も参考になりますので、ぜひご視聴下さい。