【米国株】暴落&円高のダブルパンチ!下げで買いたいETF 5選
QYLD全力太郎ことQ太郎です。
米国市場は連日の下げに加えて、円高も進行してきているというダブルパンチ状態になってきました。
長期的には円安なるとは思いますが、リセッションになると一気に円高に振れる可能性も少なくはありません。
これまで米国株が下がっても円安で助かっていた分が、円高になると一気に損失に変わっていきます。
S&P500は3,900.79ドルと、年初来最安値の終値となりました。前日比-0.58%、年初来で-18.68%と、もうすぐで-20%に届きそうな状況ですね。
やはり上値の重さがあり、上がっても現金欲しい人たちが多すぎるため、すぐに戻り売りされてしまいます。
NASDAQの方はけっこう踏みとどまっていますね。前日比で-0.26%、年初来で-28.07%です。前回の最安値よりは上になっています。
ただ、いまの問題はドル円相場ですね。円安で助かっていたというか、ある意味ごまかされていた人も多いとは思います。
ドル円は129円台から一気に落ちて、一時は126円台まで落ちてしまいました。かなり一気にきましたね。
このまま株価下落が続くと、短期的には円高も進んでいく可能性もあります。
そんなわけでこんなご時世ですが、むしろ株を安く買えるチャンスも来るというものです。
というか、こういうときは何を買おうかと考えておくべき時期でもありますね。
これまで高くて手を出しにくかった銘柄が安く買える時期でもありますしね。
今回は、この下げで買いたいETFを5つ紹介していきます。本記事をYouTube動画で観たい方はこちらのリンクから。
暴落で買いたいETF 5選
VDC
さて、この下げで買いたいETFですが、Q太郎的にまず一番買いたいのは、生活必需品セクターETFのVDCですね。
なかなか下がらないので困っていましたが、やっとズドンが来てくれたので投資しやすくなりました。
分配金利回りも2%を超えましたね。
VDCはコカ・コーラやP&G、コストコ、ペプシコ、ウォルマートなど、誰でも知っている生活必需品セクターの企業に丸っと投資することができます。
低いときに拾えれば分配金もおいしいETFとは思います。
以前にVTIと比較して、VDCの方が高リターン低リスクだという話をしました。詳しくはこちらの記事を参照してください。
今年に入ってからちょっと上がり過ぎていたので、良い感じの下げが来ましたね。
なんで下げたかについてですが、インフレ懸念と低調な決算で、ウォルマートをはじめとする小売業が大きく下げたからですね。
現在、上がる要因はあまりないので、しばらくは下がるんじゃないかと思いますが、もともと下がりづらいセクターなので、もうちょい下がればお買い得感が出てくるでしょう。
VPU
つぎに公益事業セクターVPUですが、びっくりするぐらい下がらない。どんだけ粘るんだというぐらい、連日のように粘ってきます。
VPUは、電力会社やガス会社などの株を集めたETFなので、やはり底堅さがありますね。東電みたいにやらかさないかぎりは、大きなズドンも期待しにくいところです。
ただ、市場全体のつられ安で下がってくれれば、拾っていこうとは思います。
分配金も結構良くて、現時点でも2.7%ほどありますね。VPUについてはこちらの記事を参照してください。
HDV
それから高配当ETFのHDVですね。
これも買い増ししたいところですが、なかなか下がらない。
前日に投げが入ってくれましたけど、やはりこちらも底値が硬いですね。エクソンモービルなどエネルギー銘柄が入っていますし、今の時期は強いですね。
ちなみに現在の分配金利回りは3.2%程度と、昔の4%時代からすればちょっと微妙な感じにはなっています。
DGRW
それから、名前が覚え肉過ぎることで有名な、配当成長ETFのDGRWです。これもいい具合にズドンしてくました。
分配金利回りも2%ぐらいになっているので、うまく低い所でひろっていければ、将来的においしいことになるかもしれません。DGRWについてはこちらを参照してください。
VIG
そして最後は、みんな大好き連続増配ETFのVIGです。株価が落ちてきたので、分配金利回りもそろそろ2%を超える感じになってきました。分配金がいい感じになってきたら拾っていきたいところです。将来的なおいしさもありますしね。
VIGについては、QQQと組み合わせてパフォーマンスアップさせるという方法もあります。詳しくはこちらを参照してください。
そんなわけで、暴落時に拾っていきたいETF5選でした。
まとめとQ太郎の見解
まとめると、VDC、VPU、HDV、DGRW、VIGの5本です。
まあ、これらはボラティリティが低めなので、すごい増えるというものでもないので、「レバレッジ商品で一発逆転!」という人にとっては、あまり面白味はないとは思いますね。
地味で堅実な人向けです。
普段、「分配金利回り低すぎない」という優良銘柄を拾っていけるチャンスでもあるので、自分の欲しい銘柄の見定めをしておいてもいいとは思いますね。