【為替介入?】160円→154円の円高ー今後円安は続く?【米国株投資】

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endaka 2024 04

新NISA一括投資→即毎月定率取り崩し運用中のQ太郎です。

さて、昨日とうとう1ドル160円まで円安が進んでしまいましたが、その後一気に154円まで円高しました。ただその後はまたジワ戻りで、現在は156円です。一日のボラティリティがやばいことになっていますね。今回はそのことについてと、今後円安が続くかどうかについてです。

本記事をYouTube動画で観たい方はこちらのリンクから。

160円→154円の円高

さて、先日「1ドル=158円!止まらない円安どうなる?」のような動画を出しましたが、昨日の午前、さらに円安が進んで、とうとう1ドル160円まで行ってしまいました。

それで午後になってから、一気にズドンして、160円→154円まで円高が進んでしまいました。この動画を作っている時点では156円台ですね。156円台を円高という日が来るとは正直思いませんでした。

ちなみに日本はゴールデンウィークで祝日なのですが、海外市場では普通に取引が行われています。

日本が祝日ということで、薄商いになっているのを狙っての、投機筋による円安攻撃だった可能性がありますが、その後におそらく為替介入でやり返したという形ですね。

ちなみに財務省の神田財務官は為替介入について、「私から介入の有無について申し上げることはない」とあいまいな返答をしていたので、介入した可能性はけっこうあるとは思います。

それとユーロ円のほうも一時1ユーロ171円台まで上がりましたね。170円台とか数年前まではちょっと想像できないレベルの円安です。現在は168円まで落ちましたが、それでも昔から考えるとかなりなレートです。

それとQ太郎がいまいる台湾の台湾元のほうですが、思ったよりも円高は進まず、1元4.8円以上をキープしています。、もはや嫌がらせとしか思えませんね。

円安は続くのか

しかし一日で1ドル158円から160円まで上がってからの、154円までの円高とか、1日の中ですさまじいボラティリティを見せました。

為替介入があったかどうかについてですが、海外の投機筋のほとんどが円安方向にベットしてますし、介入がなかったらゴールデンウィークの祝日にこんなに円高方向へ動く可能性は低いですしね。こんな短時間で5円も為替が動くことはまずないとは思います。

それで為替介入はタイミング的によかったかどうかですが、これは海外の投機筋へのけん制としてはよかったんじゃないでしょうか。

投機筋としては、普段でさえろくに仕事をしていない日本政府が、ゴールデンウィークの祝日に仕事するわけないだろうと高をくくって160円までの円安をしかけたとは思いますが、それを不意打ちのようにやり返されたわけです。

そのため今回の介入は、「ゴールデンウィークだろうが仕事するからなめてんじゃねえ」というのを見せつけて、投機筋のやりたい放題をけん制した形になります。休みだろうが24時間体制で対応するというのを実践したことになりますね。

介入の有効性

さて、それで今回の介入にどれだけの有効性があるかについてですが、介入後に154円まで円高が進んだあと、また157円あたりまで戻して、現在は156円台になっています。

そのため、けっこう限定的だったのではないかという気はします。

それで今日からアメリカのFOMCがはじまりますが、ここで利下げの話が出てくれば、円高方向へ触れる可能性もあるでしょう。国家の行く末がアメリカまかせというのがちょっと悲しいところもあります。

ただ円安自体は、ただたんに日米の金利差の問題だけではないので、長期的にはやはり円安方向かなとは思います。

ウクライナ戦争による原油高などでそもそもの日本の貿易赤字自体が大きく、これまでのように「外貨を稼いで黒字になっている」みたいな状況ではまったくないのですね。

あとIT技術に力を入れてこなかったせいで、海外のクラウドサービスなどを利用してることから、つねに海外にお金を払っているような状況になっています。日本に入ってくるお金よりも、出ていくお金のほうが多いのですね。

外国のものをつねに買い続けないといけない状況では、円を外貨に換え続けなければいけないので、当然円安にもなっていきます。

日本でITが遅れているのは、既得権益を守るための謎ルールが多いことがあります。Q太郎が日本株を買わない理由の、ミニ株ですら郵便物を送りつけてくるああいうやつですね。

ハンコも昔までは絶対必須みたいな感じでひどいものでしたが、最近はましになってきました。契約書はPDF上でデジタル署名してもOKになりましたしね。

この前、某日本企業と契約書を交わしましたが、契約書を郵送してくるようだったので「台湾にいるから受け取れない」ということを伝えると、メールを使ったPDF上でのデジタル署名で対応してくれました。手書きする必要もなく、そのまま名前をキーボードでタイピングするだけですね。

ひと昔前だったら「契約書は絶対に紙で、しかもハンコ押さないと許さん」みたいな感じでしたが、いまはメールをつかってちゃっちゃとできるので、時代も変わったものとは思います。日本にいなくてもなんとかなってしまうのですね。昔だったら「ハンコを押すためだけに出勤する」という、いらない仕事が多かったとは思います。

 

まとめ

そんなわけでまとめると、

・ついに160円まで円安が進むも、そのあと介入っぽいのがあって一気に154円まで円高に。

・今回の介入は「休みの日でも仕事するよ」という投機筋へのメッセージか。

・ただ原油高による貿易赤字や、ITサービスなどの海外依存によって、海外への支払いが増え続けている状況。金利差だけでなく、構造的な円安傾向になっている。

・現状、根本的な解決策はなく、アメリカの利下げ頼り。

という感じになります。

FOMCでどうなるかですが、FOMCの結果で大きく動いたところで一時期的なもので、円安構造自体が変わらないと円安トレンドも変わりにくいとは思います。

昭和のころの「海外にものを売って黒字でウハウハ」みたいな状態ではなくなって、そもそもの工場が海外にありますので、「海外の工場から海外へ売って、利益を海外で投資する」みたいな流れになってしまっており、日本に利益が戻ってこないのですね。

とくにIT関係は世界からするとかなり周回遅れになっている感があります。海外だとほとんど現金使いませんしね。「日本は現金の信頼があるからITに頼らなくていいんだ」みたいなことを言う人がいますが、現金はやはり不便ですし、脱税の温床にもなります。病院でもクレジットカード使えないところが多いですしね。

ただ政治家的には、現金のやり取りがなくなると裏金が作りにくいというのもあるので、このあたりのIT化は進まなそうな感じもあります。

少なくとも、日本株を買ったあとに待ち構える、企業からの郵便物を何とかしてほしいです。郵便局以外誰も得しないです。

そんなわけで構造的に海外へお金が流出してしまう感じになっているので、このあたりが変わらないと長期的な円安は避けられないかなとは思います。