疑似QYLD 100万円分の12月分配金報告ーQYLDとの比較も【米国株投資】

QYLD疑似QYLD, 運用成績

giji QYLD 2022 12

QYLD全力太郎ことQ太郎です。

今年最後の疑似QYLD 100万円分の12月分配金報告です。QYLDとの年末比較もおこないます。

本記事をYouTube動画で観たい方はこちらのリンクから

 

疑似QYLD 12月分配金報告

さて、疑似QYLDの12月分配金報告です。

疑似QYLD自体についてはこちらを参照してください。

簡単にいうと、NASDAQ100投資信託を毎月1%で取り崩すというものです。

現在は楽天証券の自動売却機能を使ってやっています。

NASDAQ100

現在の状況ですが、日本円換算ですので黒田ショックの円高によりマイナスに転じていますね。

今月の取り崩し金額は9,468円、税金は332円です。税金がかかっているのは、とりくずしの行われた12月15日はまだプラスだったからです。

もし分配金で受け取った場合は、外国税無しだと7540円、税金は1,922円、外国税有りだと6786円、税金は2,676円になります。

疑似QYLDは3月からスタートしたので、10か月分の合計受け取り金額は10万3395円、税金の合計は1469円になります。

やはり取り崩しは税金が安いですね。

QYLDとの比較

QYLDとの比較ですが、400万円分にしたのが5月なので9ヶ月分分の比較になります。

QYLD 400万円分が9カ月で受け取った分配金は、1779.07ドル、税金は577ドルになります。NISA口座分もあるので税金はフルで取られているわけではありません。

当然為替ヘッジはないので、現在のレート1ドル132.2円で日本円換算すると23万5193円、税金は7万6241円になります。

これは400万円分なので、100万円分に合わせるため、単純計算で4で割ると5万8798円、税金は1万9060円となります。

疑似QYLDの5月からの合計分配金を計算すると8万748円、 税金は970円になりますので、疑似QYLDのほうがだいぶ有利ですね。

元本の下落率のほうですが、QYLDの5月と現在までの下落率が、為替を考慮した日本円換算だと-11.0%ほど、疑似QYLDのほうは-8.8%ほどなので、元本のほうでも疑似QYLDのほうが多く残っていることになります。

 

まとめとQ太郎の見解

やはり受け取り金額も違いますが、税金の違いが大きいですね。取り崩しだと税金が970円で済んでいますが、QYLDのほうは1万9060円と10倍以上払わないといけなくなっています。

ただ2024年からの新NISAでは、年間240万円まで好きなものが買えるようになったので、これを利用すればQYLDのほうは外国税の10%を払うだけですむようになります。新NISAについては前回の動画を参照してください。

疑似QYLDのほうは税金自体いっさい払わなくてすむようになることを考えると、けっきょくQYLDのほうが税金がかかることにはなりますが。

パフォーマンス以外の問題としては、ドルで受け取りたい人はQYLDが、為替ヘッジとして毎回日本円で受け取りたい方は疑似QYLDがいいのではないかと思います。

そんなわけで来年も実験を続けていきたいと思います。